【解決】THETAとの無線接続ができない。Wi-Fi初期パスワードって何?

THETAユーザーで、以下の情報を探している方向けの記事です。

  • 初めてスマホとTHETAを接続するので手順を知りたい
  • なぜか急にTHETAとスマホのWi-Fi接続できない
  • パスワードが分からなくなった
  • パスワードを変更していないのに、繰り返しパスワードを要求してくる

 

目次

スマホとTHETA接続する手順

まずスマホとTHETAを接続する通常の手順です。
THETAを購入後、初めてスマホとWi-Fi接続する方法を解説します。

 

  1. スマホにTHETAアプリをインストール
  2. THETAの電源を入れる
  3. THETAの無線機能を有効にする
  4. スマホのアプリを起動
  5. スマホでWi-Fiの設定をする
  6. スマホアプリでTHETAとの接続を確認する

 

各ステップの詳細を説明します。

 

①スマホにTHETAアプリをインストール

スマホにTHETA公式アプリをインストールします。
アプリはiPhone用、Android用がありますので、自分のスマホにあったアプリをインストールします。

アプリ名はTHETAです。アプリの提供元はTHETAを販売しているRICHOです。同じような名称で「THETA+」というアプリがあります。THETA+は撮影した360度画像を編集するアプリです。

 

②THETAの電源を入れる

THETA本体の電源を入れてください。
THETAの電源は、側面にある丸いボタンです。
あまり凹凸がなくボタンだと認識しにくいです。

側面にはボタンが3つあります。番上のボタンが電源ボタンです。

側面のボタンはそれぞれ以下の名称と役割です。

  • 電源ボタン:THETA本体の電源ボタンです。
  • 無線ボタン:THETAの無線(Wi-Fi)を有効、、無効化するボタンです。
  • モードボタン:静止画撮影、動画撮影、ライブストリーミングモードなど、機種ごとにサポートしている撮影機能を切り替えるボタンです。

 

THETAの電源を入れると、電源ボタンが点灯します。
レンズ下にある各種ランプも点灯します。

もし電源ボタンを入れてもランプが点灯しない場合、THETAの充電が十分でない可能性があります。ひとまずTHETAの充電を行いましょう。

 

ポイント
充電量が少なるなると、電源ランプを「点灯」から「点滅」に切り替えて知らせてくれる機種もあります。

 

③THETAの無線機能を有効にする

THETA本体側面にある、無線ボタンを押して無線機能を有効にします。
無線ボタンは、側面の上から2番目のボタンです(ボタンの上部にWi-Fiのアイコンが表示されています)。

正面の無線ランプが点滅していれば、THETAで無線が有効になっている状態です。無線ランプはシャッターボタンの真下です。

無線ランプが点滅しない場合は、再度側面の無線ボタンを押して無線を起動しましょう。

 

④スマホのアプリを起動

スマホ上でTHETAアプリを起動します。

Wi-Fiのパスワードは、初期設定されています。この時点で特に追加の設定は必要ありません。

 

⑤スマホでWi-Fiの設定をする

スマホでWi-Fiを有効化しTHETAと接続します。

 

THETAのSSIDは?

THETAのSSIDは「THETA***.OSC」という文字列になっています。THETA本体の真下部分にあるシリアル番号を含めたナンバリングですので、複数のTHETAを起動している場合は接続したいTHETAの底を確認しましょう。

 

THETAの初期パスワードは?

初期パスワードは機種ごとに異なります。
パスワードはシリアル番号同様に本体の底に記載されています。

THETAの底を確認すると、以下の2行のコードがあります。

XS00
1234567

パスワードは文頭の2文字のアルファベットを除く数字部分です。
上記の例の場合は、001234567部分がパスワードです。

THETAのパスワードの確認方法
  • THETA本体の底に記載
  • 1行目の数字含む(文頭の2文字のアルファベットを除く)

 

⑥スマホアプリでTHETAとの接続を確認する

スマホ上でWi-Fi接続できたら、THETAアプリ上で接続が出来ているかを確認しましょう。

 

 

THETAでW-Fi接続が出来ない場合

正しく設定しているはずなのに、どうしてもスマホとTHETAが接続できない。症状ごとに解決方法を紹介します。

スマホのWi-Fiを有効化してもTHETAのSSIDが見つからない

THETAの無線が有効化していない可能性があります。THETA側面にある無線ボタンをONにし、無線ランプが点滅しているか確認しましょう。

スマホとTHETA間の距離はおよそ10メートルです。離れているとSSIDが見つかりません。

注意
スマホとTHETA間に、遮蔽物があるとWi-Fi接続が出来ない場合があります。遮蔽物のない配置で再度、SSIDを探しましょう。

 

以前はWi-Fi接続出来たのに、急にパスワードを要求してくる

スマホを再起動した後、再度Wi-Fi接続を試しましょう。

スマホを再起動してもTHETAと接続できない場合は、THETAも再起動しましょう。THETA側面にある電源ボタンを押して電源を落とします。電源ランプが消えてことを確認した後、再度電源を押して起動してください。

 

 

THETAの初期パスワードを入力してもWi-Fi接続できない

初めての接続の際で、初期パスワードを入力してもTHETAにWi-Fi接続できない場合は、初期パスワードが正しいものかを確認しましょう。

初期パスワードは本体の下にあるコードのうち、最初のアルファベット2文字を抜いた数字です。

一行目:XS12
2行目:345678

初期パスワードは 123456

ポイント

初期パスワードは機種ごとに異なります。自分が使っているTHETA本体の底部分を確認しましょう。

 

それでもWi-Fi接続ができない場合

THETA本体のファームウェア・アップデート作業を行いましょう。

THETA本体の機能追加や、バグ解消の為、ファームウェアが不定期に開発元からリリースされています。ファームウェアのアップデート作業は以下の通りです。

  1. PCにTHETAパソコンアプリケーションをインストール(公式サイトからダウンロードできます)
  2. THETAとPCをUSB接続
  3. PCでTHETAパソコンアプリケーションを起動
  4. アプリのメニューにある「ファイル」→「ファームウェアアップデート」を選択

 

アップデートって大変なの?
THETA本体のファームウェア・アップデート作業はそれほど難しいことはありません。PC上でマウスでポチポチと操作するだけです。所要時間はアップデートの内容とインターネット回線の速度によりますが、だいたい5分程度です。

 

 

【備考】アプリで撮影できるようになったら、THETAでこんなことをしよう!

THETAの撮影を手持ちからアプリへ切り替えると、様々なテクニックが使えるようになります。

手持ち撮影だと撮影モードが機械任せのオートのため、露出を調整することは出来ません。アプリなら撮影モードをISO感度優先、シャッタースピード優先、マニュアル設定などから選ぶことができるため、自由な360度作品作りが楽しめます。

夜間に三脚を使った長時間露光や、異なる露出で撮影した360度写真を使ったHDR合成撮影など撮影の幅が広がります。

三脚や自撮り棒を使ったリモート撮影なら撮影者が映り込まないよう撮影することもできます。「これ本当にTHETAで撮ったの?」と驚かれる撮影技術をどんどん試していきましょう!

 

【加工無し】360度カメラで自分(撮影者)が映らないように撮影する方法

 

360度カメラの真下に映り込んだ撮影者・三脚を消す編集方法【THETAユーザー必見】

 

 

まとめ

THETAのWi-Fi利用手順と、無線接続できない場合のトラブルシューティングについての記事でした。初期設定で問題なかったのに、なぜか急にスマホとTHETA間でWi-Fi接続なり繰り返しパスワードを要求してくるという事象は私の経験談です。

同じような問題でWi-Fi接続できない人の参考になれば幸いです。