360度カメラで撮影した動画をカッコよく加工したい!
Ricoh ThetaやInsta360、 KanDao QooCam、GoPro Fusionなどたくさんの種類の360度カメラが販売されています。
ほとんど全てのカメラで、360度の動画撮影機能をサポートしています。

- Ricoh Thetaで撮影した360度動画をPCで編集したい
- どんなソフトを購入したらいいの?
- 月額料金の発生しないソフトを選びたい
Google ストリートビュー認定プログラムの私がおススメする、360度度動画編集ソフトを紹介します。
実は、動画編集ソフトの中には、360度カメラで撮影した動画素材に対応していないものが多いのが現状です。
それだけ360度カメラの動画素材は特殊な存在です。
「編集ソフトを購入したけど、思っていたソフトとは違った!」と後悔しないよう、適切なソフトを選ぶ必要があります。
この記事ではThetaで撮影した動画素材をWindowsPC上で編集するソフトを紹介します。
目次
Thetaの360度動画を編集するソフトなら「PowerDirector」がおススメ
Windowsユーザーの方でこれから初めてThetaの360度動画を編集するならPowerDirectorがおススメです。
公式サイト PowerDirector
- 360度動画素材に対応している
- マニュアルが充実している
- 買い切りタイプ(月額料金無し)
①360度動画素材に対応している
動画ソフトを選ぶ時に一番重要なポイントが「360度映像に対応しているか?」という点です。
「え!」
と思うかもしれません。
当たり前のようですが、実は360度動画を編集できるソフトはそれほど多くありません。
Ricoh Thetaは2つのレンズを両面に持つ特殊な構造のカメラです。
360度動画に対応していない一般的な加工ソフトを使うと、以下のように表示されてしまいます。

これを知らないと、うっかりThetaに対応していない動画ソフトを購入し失敗することになります。
PowerDirectorはThetaで撮影した360度映像にも対応しています。
ソフトの使い勝手は「買ってみないと分からない!」ということも多いでしょうが、そもそも対応していなかったら、購入費用が無駄になってしまいます。
PowerDirectorは公式ページにも記載の通り、Thetaに対応しています。
- THETA Z1
- THETA V
- THETA SC2
- THETA SC
- THETA S
②マニュアルが充実している
動画編集ソフトは複雑なものが多く、初心者がある程度のレベルになるには結構大変です。
PowerDirectorのおススメのポイントとして、基本的な操作のマニュアルが充実している点です。
加工用の360度動画素材をソフトに読み込ませるといった基本中の基本でさえも、マニュアルがないと思うように進みません。
360度動画素材を複数使う作品を作る基本操作については公式サイトにマニュアルがり、初心者の方でもマニュアルを参照しながら動画を編集することができます。
③買い切りタイプ(月額料金無し)
PowerDirectorはサブスクリプション版もありますが、買い切りソフトとしても販売しています。
現在買い切り版のPowerDirectorには3つの製品があります。
- PowerDirector Ultra
- PowerDirector Ultimate
- PowerDirector Ultimate Suite
どれを選んでもThetaに対応しています
若干の機能の差はありますがどれを選んでも、360度動画の編集に対応しています。
以下公式ページの製品比較表です。
もし4K動画の編集を予定している場合は、PowerDirector UltimateかPowerDirector Ultimate Suiteを選びましょう。
ちなみに私は真ん中の「PowerDirector Ultimate」を利用しています。
動画編集機能って、どんなものがあるの?

PowerDirectorで360度動画を編集する際に使える主な機能を紹介します。
- 複数の360度動画をタイムラインに登録
- 360度動画の手振れ補正(めっちゃ便利です!)
- 動画素材のカット(トリミング)
- トランジション機能(複数動画の接続)
- 動画上にテキストを表示
複数の360度動画?トランジション?効果音って?という初心者向けのサンプルを作成しました。
実際に私がThetaで撮影した動画を加工したものを紹介します↓
360度カメラは超楽しい。
映えそうな動画作品作ってみました。旅行行けるようになったら 色んな国で撮影したい#theta #theta360 #360camera pic.twitter.com/pytOs9TV9z— ごんた@中年ブロガー (@TaskSue) July 22, 2020
トランジションとは?
サンプルの動画を見てもらうと分かりますが、4つの動画をつなげています。
作品の素材となる動画を4か所で撮影しました。
それぞれの動画が切り替わる瞬間のエフェクトのことを、トランジションと呼んでいます。
効果音とは?
トランジションの部分で「ビューン」という音を入れています。
これがトランジション上の効果音です。
作品の演出上、場所が変わったことを表現する為に効果音を付けています。
こういった演出を動画編集ソフトで行うことが出来ます。
ちなみにPowerDirectorは360度専用のソフトではなく、他の動画も編集できるソフトです。
通常の映像作品を作る際の機能は、殆どサポートしています。
特にトランジションやBGM・効果音の挿入、動画のカットなどの作品作りに欠かせない機能で困ることはありません。
個人的に、360度映像の手振れ補正はおススメです。
どうしてもThetaを手持ちで撮影するケースがあります。「ブレ」が目立つとそれだけで動画作品としての質が低下します。
PowerDirectorは手持ちで撮影した動画素材のブレをある程度補正してくれるので、ちょっとした手振れ自体はソフトがカバーしてくれます。
まとめ
Ricoh Thetaで撮影した動画をWindows環境で編集するソフト「PowerDirector」についての紹介でした。
公式サイト PowerDirector
ぜひオシャレな動画作品を作ってみてください!