RICOHの360度カメラTHETAを利用していると、電源ボタンが反応せずフリーズしてしまうことがあります。
この記事では機種ごとに強制的にTHETAの電源を切る方法を紹介します。
目次
THEAの電源を強制的に落とす方法
機種ごとに電源を落とす方法を紹介します。並び順は販売時期が新しい順です。機種により操作方法が若干異なりますので注意してください。
THETA Z1の電源をオフにする方法
THETA側面の「電源ボタン」と同じく側面にある「無線ボタン」を同時に長押し。
THETA Vの電源をオフにする方法
THETA側面の「電源ボタン」と同じく側面にある「無線ボタン」を同時に長押し。
THETA Z1と同じ操作方法です。
THETA SC2の電源をオフにする方法
THETA SC2の電源を強制的に落とすには、THETA側面にある「電源ボタン」のみを長押し。
THETA SCの電源をオフにする方法
THETA側面にある電源ボタンを長押し。
THETA Sの電源をオフにする方法
THETA側面にある電源ボタンを長押し。
THETA m15の電源をオフにする方法
他の機種とは操作方法が異なります。
本体の底に、小さな穴があります。このボタンがリセットボタンになっています。
リセットボタンを押すと電源だけでなく、パスワードも初期化されますので注意してください。
それでもTHETAの電源が落ちない!
強制的に電源を落とす操作を行っても、電源が落ちない時があります。急ぎでなければそのまま放置しましょう。電源が落ちないという状況だと当然ながらTHETAの内蔵のバッテリーは消費し徐々になくなっていきます。しばらくすると、電池切れで自然に電源が落ちます。フル充電の状態でも3時間程度で落ちます。
バッテリーの残量を確認する方法
THETA本体にバッテリー残量を示してくれるディスプレイはありません。電源をオンにし電源ボタンの「色」とその「状態」を見ることで充電の残りを判断することができます。
公式サイトに記載のあるバッテリー残量の確認方法を紹介します。
- 青点灯:バッテリー残量は十分にあります
- 青点滅:バッテリー残量が少なくなっています
- 赤点滅:充電エラーです
- 消灯:バッテリー切れです
ちなみに、私は愛用しているTHETA Sがフリーズしたことが何度かあります。スマホからリモート撮影していて、気づいたら電源が入っているのスマホから操作できませんでした。電源自体を落とそうと長押しを何度か試しましたが電源は落ちませんでした。
バッテリー部分は「赤」の点灯。THETA本体が若干温かくなっていたので、お別れを覚悟しました。翌日には電源が切れており、再充電したら利用できるようになりました。
【備考】旅行中でトラブったら最悪です。
フル充電で外出しても電源を落とすことができず、THETAが利用できなくる場合もあります。放置して電源が落ちても、充電することができなれば撮影を楽しむことは出来ません。
海外旅行や仕事など大事な場面でTHETAを使う際は、充電できる準備をすると良いでしょう。
スマホのモバイルバッテリーは機種によってはTHETAの充電器として使えるタイプがあります。モバイルバッテリー自体は普段持っている方も多いかと思います。THETAとモバイルバッテリーとの接続用にコードも必要になります。でTHETA購入時に付属している純正コードを携帯しましょう。
ちなみにTHETA S購入時に付属されているケーブルの先端はUSBと、Micro USB端子:USB2.0です。Micro USB端子:USB2.0がTHETAとの接続側です。モバイルバッテリーを使う場合は、USBに対応したものを用意するか、変換アダプターを準備しましょう。
THETA本体のファームウェアアップデートをしよう
私はTHETA Sを利用しており、長押しても電源が落ちない経験をしました。
しかも海外旅行中でした。
一生に一度しか訪れない場所での360度カメラ撮影を楽しみにしていたので、THETAが使えなくなった時はショックでした。出来れば同じ思いをしたくないし、皆さんにもしてほしくありません。
電源のトラブルをなるべく回避する対策で個人レベルで対応できる方法はファームウェアアップデートです。
ファームウェアって何?アップデートに必要なものは?
ファームウェアとはソフトウェアの一種で、ハードウェアを制御する役割を担っています。THETAのファームウェアを更新するにはPCが必要です(MACでもWindowsのどちらでも問題ありません)。
ファームウェアをアップデートする手順
公式サイトにある「パソコン用アプリケーション」が作業に必要なソフトです。
このソフトをダウロードした後、PC上で作業を行います。
- THETAをPCに有線で接続
- PC上アプリを起動
- アプリ上のメニューの中から「ファイル」を選択。「ファームウェアのアップデート」をクリック
作業は3分も掛からず終わります。
ファームウェアのアップデート作業前にはTHETAの充電を行い、十分なバッテリーがある状態で行いましょう。
THETAの強制電源オフ作業についてのまとめ
THETAの電源を強制的落とす方法を紹介しました。
なるべく経験したくないですが、強制的に電源を落とす方法はいざという時に備えて知っておいて損はないでしょう。
もし今回紹介した方法で電源をオフでに出来ない場合は、THETA本体のファームウェアアップデート作業をお勧めします。