外出先でTHETAのバッテリーが無くなったら心配!
大切なシャッターチャンスを逃したくない!
THETA用のモバイルバッテリーについて調べた際の情報です。
どんなモバイルバッテリーがTHETAにあうのかを検討した結果、Anker PowerCore II 20000を購入しました。
目次
THETA専用?スマホと兼用のモバイルバッテリーがいい
THETAを海外旅行や国内旅行、ちょっとした1日ツアーなど、ちょっとしたイベントでの撮影というより旅行に持ち出す私の希望は以下の通りでした。
- スマホ(iPhone)の充電にも使いたい
- スマホとTHETAの両方を同時に充電するのでUSBは2つ以上欲しい
- スマホとTHETA両方をフル充電できる程度の容量は欲しい
- 多少重くなっても、余裕を持った電源容量が欲しい
ちょっと欲張りな感じかもですが、これがTHETA用のモバイルバッテリーに臨む条件です。
なぜAnker PowerCore II 20000をTHETAのモバイルバッテリーとして選んだか
色々調べた結果、先ほど挙げた私の要件に合ったのが、Anker PowerCore II 20000でした。そしてネットでポチりました。そんな私のレビューを含め、Anker PowerCore II 20000のスペックを紹介します。
Anker PowerCore II 20000のスペックから見える強み
Anker PowerCore II 20000の強みについてです。色々ありますが、個人的には超大容量だという点とUSBポートが2個付いているという点ですね。
- 超大容量の20000mAh
- 高速充電
- USBポートが2つ
- PSE認証済
- LED :バッテリー残量を8段階で表示
各項目を詳しく解説していきます。
超大容量の20000mAh
「超大容量」ってピントきませんよね。公式ページを見る限り、iPhone8をフル充電が6回以上行えるレベルだそうです。今回、購入者のレビューをチェックしてみたところ「災害用のバッテリーとして購入しました」なんてコメントがありました。モバイルバッテリー購入のポイントの一つは容量ですよね。
高速充電
実際充電してみると、あっという間に充電が出来きて驚きました。スマホの場合は残りのバッテリーが表示されるので余裕をもって充電できます。THETAの場合、充電が切れるタイミングが把握できず完全にバッテリーが切れたタイミングで充電を開始しがちです。
高速でTHETAを充電することが出来る為、貴重なシャッターチャンスを逃しません。
USBポートが2つ
Anker PowerCore II 20000にはUSBポートが2つ付いています。THETAだけでなく、スマホも同時に充電できます。他の機種にも同じようにUSBポートが2つ付いているタイプがありましたが、2つ同時に充電を行うと給電スピードが著しく低下するというもののありました。
PSE認証済
やたら安いモバイルバッテリーが使用中に、発火するニュースを耳にしたことがあります。スマホやTHETAに接続する機器です。ある程度の信頼性が欲しいですよね。
Anker PowerCore II 20000は「PSE認証」の機材です。
まず「PSE」はProduct Safety of Electricalの略です。モバイルバッテリー以外の身近な電化製品にも付いています。経済産業省の検索基準でテストを行いましたという証明です(https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/mlb_faq.html)
購入前にウェブサイトを見るとPSE認証済みと記載しているにも関わらず、現物にはPSEマークの無いナンチャッテの製品があります。
私が購入したAnker PowerCore II 20000にはPSEマークがちゃんと付いていました。
LED :バッテリー残量を8段階で表示
これは私にとって必須ではありませんでしたが、超大容量のモバイルバッテリーを使う場合には便利な機能です。まだ充電が残っているタイミングであれば、わざわざ充電をする必要がないからです。
Anker PowerCore II 20000の欠点
ずばり「サイズ」と「重量」です。サイズはだいたいiPhone7と同じです。iPhone7の方が縦が短く、横幅が多少大きい程度(参考まで重さはiPhone7が138g です)。
- 製品サイズ:約170 x 62 x 22mm
- 重量:約369g
大容量のモバイルバッテリーであるが故に避けて通れない点ですが、これがAnker PowerCore II 20000唯一の欠点です。この容量とスペックのモバイルバッテリーの場合、他の製品を選んでも重量はさほど変わりません。
THETAのバッテリー容量
公式サイト上を確認しTHETAフル充電時の「バッテリー持ち」について調べてみました。モバイルバッテリーが本当に必要かを判断する情報として、自分の持っているTHETAで何枚ぐらい写真を撮影できるかを確認しましょう。
- RICOH THETA Z1:静止画:約300枚、動画:約60分
- RICOH THETA V:静止画:約300枚、動画:約80分
- RICOH THETA SC2:静止画:約260枚、動画:約60分
- RICOH THETA SC:約260枚
- RICOH THETA S: 約260枚
- RICOH THETA m15:約200枚
表示順は発売時期の新しい順です。要約すると静止画像のみだと200枚~300枚程度撮影できるようです。動画の撮影をすれば当然さらに枚数が限られてしまいますね。
この数値を見る限り、旅行中に20枚も撮影しない人であれば無理にモバイルバッテリーを購入する必要はないと思います。不要なものを購入し、余計な荷物にするよりも外出の前日にTHETAの充電を十分に行えば良いと思います。
撮影できる枚数や動画の録画時間は撮影時の仕様条件により異なります。
モバイルバッテリーは空港のカウンターで止められる?
モバイルバッテリーの機内での発火事故を防ぐために、モバイルバッテリーは預け荷物としてではなく、手荷物として持ち込むことになっています。
各航空会社のウェブサイト上に、手荷物として持ち込めるバッテリーや電子機器についての情報があります。ネット検索するとバッテリーの容量の合計によっては手荷物としても機内に持ち込めないという情報もあります。
今回紹介したAnker PowerCore II 20000は超大容量という部類になるのかもしれませんが、このモバイルバッテリーを手荷物にしてアメリカ、ヨーロッパに海外旅行しましたが、空港カウンターで止められたことはありません。
ちなみに同時に手荷物としてノートPC、フルサイズの一眼レフ、一眼レフ用の予備のバッテリー2個、THETA本体を持っていましたが空港カウンターでも、飛行機に乗る前のX線のチェックでも問題になったことはありません。
航空会社により手荷物の制限があります。詳しくは各航空会社の公式サイトを確認するか、問い合わせしましょう。
まとめ
THETA向けのモバイルバッテリーについての記事でした。私はTHETA Sユーザーです。旅行には必ずTHETAを持っていきます。動画は殆ど撮影しませんが、旅先で気に入ったスポットがあれば構図を変えたり三脚にTHETAを固定してHDR撮影をしたり、かなりの枚数を撮影します。
THETA本体のバッテリーもそうですが、スマホアプリからWi-Fi接続しているので、スマホのバッテリーにもかなり気を取られます。知らない街でスマホの充電が切れたら道を調べることも出来なくなります。
大容量のモバイルバッテリーがあるおかげで、そういった心配から開放されました。
THETAのバッテリーを使い切ることはなかなかないけど、心配事があると旅行が楽しめないという方にお勧めです!
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