【サッカー】海外で背番号6番の有名選手といえば?

【サッカー】背番号6の有名選手といえば?

背番号って、スポーツでは特別な意味を持ちますよね?

サッカーだと10番、11番、9番、7番が点をとるストライカーや、攻撃的なポジションに選手用で子供達には人気です。

キャプテン翼が流行したときは、主人公の大空翼の背番号10に憧れて、ちびっ子は10番のシャツきてました。

今は海外サッカーだとアルゼンチン代表、スペインのバルセロナFCに所属するメッシの10番、レアルマドリードからイタリアのユベントスに移籍したCロナウドの7番が人気の番号です。

では「6番」ってどうでしょうか?

サッカーで有名な6番の背番号を好んでつけていた有名選手って思いつきますか?

 

目次

サッカー背番号「6番」の有名選手といえば?

フランコ・バレージ

名門の頭脳。ゾーンプレスの申し子であり、フィールドの支配者。

選手データ

  • 身長:176cm
  • 体重:70kg
  • ポジション:DF(センターバック)
  • 生年月日:1960年5月8日
  • 所属チーム:ACミラン
  • 出身国:イタリア

 

所属するイタリアの名門ACミランのキャプテンだっった名選手です。イタリア代表チームのキャプテンも務めた人格者。イタリアで背番号6番といえば、彼しかいません。

ポジションは最終ラインの中央。リベロとして攻撃にも参加してくる足元の旨い選手。

今はリーが、プレミア、ブンデスが抜きんでていますが、バレージ全盛期の頃はイタリアのセリアAが世界最強リーグでした。

 

 

トヨタカップで見せたDFラインからのビルドアップ(1993年)。

私が始めてフランコ・バレージを見たのは、1993年のトヨタカップです。対戦相手は南米チャンピオンのサンパウロFCです。今でこそ攻撃時にはDFでもパスをつなぐ役割が重要視されていますが、昔は攻撃のリズムをとるような意図をDFから強く感じる動きをみることはあまりありません(サイドバックに関しては、同サイドのMFがボールをきキープした際にオーバーラップからセンタリングを上げることはありました)。

この試合ACミランの最終ラインにいるパヌッチ、コスタクルタ、バレージ、マルディーニが高い位置を取り、攻撃陣を指揮しているかのような印象を受けました。

この4人のDFは、当時のイタリア代表のメンバーです。
右サイドバックのパヌッチはその後スペインの名門、レアルマドリードに移籍しています(さらにその後はイタリアのACローマ)。コスタクルタ、バレージ、マルティーニの3人は伝説クラスの選手ですね。プロのキャリを通じてACミラン一筋の選手たちです。

 

トヨタカップのメンバー表

ACミラン
  • GKロッシ
  • DFバレージ:リベロ!
  • DFコスタクルタ:バレージの長年の相棒。引退後、辛口キャラに
  • DFパヌッチ: イタリア代表の右サイドバック。左もできます
  • DFマルディーニ:親子そろってイタリア代表(こちらは子供さん)
  • MFデサイー: 後のフランス代表キャプテン。この試合はボランチ出場、センターバックもこなす。
  • MFアルベルティーニ:イタリア代表
  • MFドナドーニ: イタリア代表
  • MFマッサーロ: 清水エスパルスに移籍してきます。
  • FWパパン: フランス代表のエースストライカー
  • FWラドチョウ: ルーマニア代表チームのストライカー

 

 

サンパウロFC
  • GKゼッチ
  • DFロナルド: 清水エスパルスに移籍してきます。スラムダンクの赤城キャプテンに風貌が似ています
  • DFバウベル ロナルドが前にでるストッパータイプ。コンビのバウベルはカバー専門
  • DFカフー: 中田英寿とASローマでの同僚。この試合も大活躍
  • DFアンドレ:若手の左サイドバック
  • MFドリバ: 小柄なボランチ。ボランチはポルトガル語でハンドル。チームを操縦するのはこの人
  • MFトニーニョ・セレーゾ: 鹿島アントラーズの元監督。当時たしか38歳。
  • MFジーニョ:アメリカワールドカップ時のブラジル代表メンバー
  • MFレオナルド:鹿島アントラーズにした、あのレオ様です
  • FWパリーニャ:先制点を決めたストライカー
  • FWミューレル:ブラジル代表。柏レイソルにも所属していました

 

 

バレージはKAZUの因縁の相手でもある

KAZUこと三浦知良選手が、1994年にアジア初のサッカー選手としてイタリアのジェノアに移籍し、当時とんでもない話題になりました。

実はKAZUの1994-1995シーズン公式のデビュー戦が、フランコ・バレージの所属するイタリア王者ACミランだったのです。

これだけも興奮しますが、後にKAUZは「フランコ・バレージの頭は鉛のようだった」という事件が起こります。

 

ブランコ(ブラジル)

ワールドカップ3大会連続出場。とんでもないFK技術を持ったレフティーモンスター。

 

選手データ

  • 身長:179cmm
  • 体重: 77kg
  • ポジション:DF(左サイドバック)
  • 代表試合数:72試合(9得点)

 

ロべカルのパイセンは、やっぱりFKがヤバい

ブラジルの左サイドバックといえば、元レアルマドリードのロベルトカルロス、現所属のマルセロですよね?

特にロべカルのFKのドッカンは、ド迫力。相手ゴールから30メートル以上離れていても、キャノン砲が相手ゴールを襲うとんでもない飛び道具でした。

ジダン率いるフランス代表との親善試合では、「重力を無視したキック」で伝説の直接フリーキックでゴールを記録しています。

 

そのロべカルのパイセンであるブランコも直接FKが武器。

1994年アメリカ開催のワールドカップという大舞台、しかも準決勝でオランダ相手に直接フリーキックを決めています。

 

94年大会のブラジルは、超守備的と国内でも批難された代表チームです。

攻撃陣には王様ロマーリオ(元バルセロナFC)と、後に日本の鹿島アントラーズに移籍したべべットの点取り屋コンビがいました。

大会を通じて中盤を支配するものの、得点源はカウンターで二人での点ばかり。

この大会のブラジルの左サイドバックは、鹿島アントラーズにも所属していたレオナルドでした。アメリカ戦で意図的に肘打ちをしたと審判に判断され、その後のペナルティーで出場できなくなります。そのレオナルドの代わりとして左サイドバックとして出場し大活躍したのがブランコです。

ブランコの直接FKはもちろん、飛び道具は効果抜群で相手が自陣ゴール前でファールできないプレッシャーを与え続ける心理的な圧力がありました。

 

ちなみにこの大会の決勝は、フランコ・バレージのいるタリア代表とブラジル代表でした。

炎天下の試合で両者疲労が目立つ試合。延長でもゴールが決まらず、ワールドカップ史上初のPK合戦となりブラジル代表が優勝しました。

イタリアがフランコバレージ、ロベルトバッジョがPKを外しそのシーンがよくハイライトに使われています。この大会に参加したメンバーの多くはその後、Jリーグのチームに移籍しています。

 

日本に移籍した選手

  • ドゥンガ → ジュビロ磐田
  • ジュニーニョ → 鹿島アントラーズ
  • ベベット → 鹿島アントラーズ
  • レオナルド → 鹿島アントラーズ
  • ジーニョ → 横浜フリューゲルス
  • サンパイオ →  横浜フリューゲルス

 

全員すごいですが、ドゥンガは特に驚きました。だって、現役バリバリのブラジル代表で、しかもキャプテンですよ?

Jリーグが出来た当時の日本は景気が良かったので、外国人選手にめちゃくちゃ高い給料を払っていました。

ジーコ、リトバルスキー、リネカーなど、ピークを過ぎたけど有名な選手をよんでリーグを盛り上げようとしたのですが、海外からは「年金リーグ」と揶揄されていました。

そんな中、ドゥンガですよ?本当感動しました。

ブラジル人プレイヤーが多いのはきっと、神様ジーコの影響なんでしょうね。

そう考えるとジーコはやっぱり偉大だ。

 

ブラジルでは6番は左サイドバック

今回紹介したブランコは代表で背番号6を付けていました。

同様にブラジル歴代の左サイドバックのロべルトカルロス、マルセロも6番です。

クラブと違って、高い番号を付ける選手が多い印象の代表クラブ。その中でもブラジルは右サイドバックが2番(カフー、ジョルジーニョ)、左サイドバックが6番など固定しているポジションがありますね。

ブラジルの6番に注目してみましょう!

 

シャビ (スぺイン代表)

説明要る?ってぐらいの有名選手ですね。彼もバルセロナで6番をつけてました。ちなみにスペイン代表では6番ではなく、8番を長年付けています。

 

選手データ

  • 身長:170cm
  • 体重:68kg
  • ポジション:MF
  • 生年月日:1960年5月8日
  • 所属チーム:バルセロナ
  • 出身国:スぺイン

 

バルセロナ黄金期チームの心臓

日本の神戸に移籍した世界的スーパースター「イ二エスタ」のツレです。

メッシや、クリロナに関してはサッカーに疎い人に映像見せたら、「なんかすごそう」って反応してくれますよ。

でもシャビって、そういう派手なプレイスタイルではありません。本当だったらプレッシャーでミスしちゃうようなプレイも、自然にこなせちゃうんです。

中盤の選手で相手も味方もゴチャゴチャいるのに、背中に目があるの?ってぐらい色々なものが見えちゃってるんです。

 

今何してるの?

なんと監督してます。バルセロナから移籍したカタールのアル・サッドで現役を引退後に監督になりました。引退後即、監督さんです。

次回2022年のワールドカップの開催地はシャビのいるカタールです。

彼は代表チームではなくクラブチームの監督なのでわれらが日本代表と直接対決することはありません。

それでも、彼がクラブで指導した選手との代表戦は楽しみですね。

 

 

サッカー日本代表の6番を付けた有名選手は?

今度は海外ではなく、我らが日本代表チームの背番号6番についてです。

私の世代でいうと、都並敏史がスタートです。1992年のアジア杯で6番でした(その後3番に変更)。ポジションは左サイドバックです。

森保一:現サッカー日本代表監督。オフトの申し子として活躍した選手です。ポジションはボランチです。

山口素弘:ポジションはボランチ。長年日本代表を支えて選手ですね。アジア予選の韓国戦でみせたループシュートは忘れません。

服部年宏:マルチなプレイヤーでボランチやDFをこなす器用な選手。

三浦淳宏:ブレ玉フリーキックでお馴染みですね。

中田浩二:サイドバック、センターバック、ボランチをこなすマルチプレーヤー。鹿島から海外移籍してフランスやスイスでもプレーしていました。

日本で6番の系譜をたどると、ブラジルの影響を受けた当時の読売クラブの都並(左サイドバック)から、徐々にディフェンスのポジションでマルチなポジションでプレイできる選手になっていますね。

やはり、どちらかといえば後ろのポジションというのが6番をつける選手に多い傾向のようです。これは今のところ、世界的に共通しています。

 

現代サッカーで6番の有名選手は?

これまでは歴史になお残す先週を紹介しました。現在の海外サッカーで6番をつけている有名選手についてです。

  1. ポール・ポグバ(フランス代表)
  2. サミ・ケディラ(ドイツ代表)
  3. ナチョ(スペイン代表)
  4. ジョン・ストーンズ(イングランド代表)

 

 

6番の背番号はサッカー以外だとどんな有名な選手が付けてるの?

サッカー以外にも、野球、バスケ、アメフト、ラグビーなど様々な球技があります。6番って、どんな番号なんだろうか?

日本国内や海外で6番をつけている有名な選手を探してみました。

 

6番の背番号の有名プロ野球選手(国内・海外)

  • 落合博満さん(元ロッテ→中日ドラゴンズで元監督)
  • 篠塚和典さん(元ジャイアンツ)
  • 金本知憲さん(元広島カープ→阪神タイガース)
  • 井口資仁(ロッテ→メジャーリーグ→ロッテ監督)

 

高校野球で6番はショートが付ける背番号として定着していますね。

  • 背番号1番  ピッチャー
  • 背番号2番 キャッチャー
  • 背番号3番 ファースト
  • 背番号4番 セカンド
  • 背番号5番 サード
  • 背番号6番 ショート
  • 背番号7番 ライト
  • 背番号8番 レフト
  • 背番号9番 センター

 

 

6番の背番号のバスケット選手は?

NBAの6番の背番号を付けている有名選手を調べてみました。NBAは割と大きな番号を付けている選手が多いですね。

有名な選手だとマイケルジョーダンの23番。マジックジョンソンの32番等。

  • レブロン・ジェームズ(マイアミ・ヒート)
  • ビル・ラッセル(ボストンセルティック)
  • ウォルター・デイビス(フェニックス・サンズ)

 

NBAの6番をつけた選手を調査したところ、今どきの選手こそすくないものの名選手が多いことがわかりました。

以下のチームで選手の功績をたたえ、背番号6番が永久欠番になっていました。

  • フィラデルフィア76ers
  • ボストンセルティック

 

 

 

まとめ

サッカー選手で有名な6番の選手を紹介しました。
個人的には、やっぱりブラジル代表のブランコですね。フリーキックがマジやばい。

最後までお読みいただきありがとうございます。