- ティックトックが禁止されるって本当?
- ティックトックが規制される理由は?
人気アプリのティックトックですが、最近日本での利用制限に関する報道がありました。
今後日本でティックトックは禁止されるのか?
ティックトックユーザーの方は気になりますよね。
目次
なぜティックトックは禁止になるのか?
日本国内の報道だと、ティックトックアプリからスマホの個人情報が漏洩している可能性がある為だということです。
スマホに保存されている写真、動画などのファイル、電話帳、メッセージの履歴、キー入力した情報、アクセスしているサイトなどが個人情報として中国政府に漏洩しているかもしれないことを意味しています。
この情報漏洩のリスクの可能性のある中国製アプリ全般について自民党のルール形成戦略議員連盟が、日本政府府に利用制限を提言したことが先月報道されています。
ティックトックは既に海外の一部の国では利用禁止となっています
インドではティックトックの利用が制限されました。
ティックトック以外にも、中国の開発会社が公開したアプリの殆どがインド国内で利用制限がある状況です。
アメリカ、オーストラリアでもティックトックを含めた中国製アプリの禁止を検討しています。
トランプアメリカ大統領がティックトックを大嫌いな理由
これまではスマホからの情報漏洩のリスクが、ティックトックを含めた中国製アプリの制限の理由だと説明してきました。
実は、それ以外にもトランプ大統領がティックトックを目の敵にしている理由があります。
アメリカの有名経済紙Forbesの記事を紹介します。
Is This The Real Reason Why Trump Wants To Ban TikTok?
2020年6月に、トランプ大統領は今年11月に予定されているアメリカ大統領選挙に向けた選挙集会を開催しました。
この時、ティックトックのせいで大恥をかく事件がありました。
選挙集会は無料のイベントとして開催を予定しており、希望者は事前に専用サイトからチケットを申し込む仕組みになっていました。
約2万人が入る大きな会場でしたが、事前予約で100万人以上の申し込みがありました。
トランプ大統領陣営は、トランプ大統領が人気で100万人以上の申し込みがあったことを公表し、当日会場には入場できない参加希望者向けに屋外のスペースまで設けていました。
ですが、当日参加したのはたった6000人程度。100万人以上の参加希望者がいたはずなのに?どうして?とトランプ陣営は思ったはずです。
実は、参加希望者の殆どが、ティックトックユーザーのいたずらだったのです。
日本でもティックトックは禁止されるの?
アメリカがティックトックの利用を正式に禁止にした場合、日本もティックトックの禁止に舵を取ることになるでしょう。
いつアメリカでティックトックの禁止が確定するか?
現在トランプ大統領が、マイクロソフトなどのアメリカ企業にティックトックの運営会社の買収を持ちかけていると報道されています。大企業、しかも中国とアメリカ間の交渉なので、すぐに交渉がまとまるとは思えません。
仮に交渉がまとまらない場合、今年11月のアメリカ大統領選挙の結果が大きなポイントになりそうです。
現職のトランプ大統領が再選された場合、ティックトックのアメリカ国内での利用は禁止(または買収の圧力増)となる可能性が高そうです。この場合、日本でもティックトックを含め個人情報漏洩リスクのあると疑われている中国製アプリは規制となるでしょう。
まとめ
中国製アプリ ティックトックの利用制限の理由についての記事でした。
日本でもティックトックが禁止される日が来るんでしょうか?