コロナの影響で外出が出来ず、ZOOMやハングアウトなどのビデオ通話アプリを使ってのオンライン会議や飲み会が流行してますね。
でも顔出したくない方や、部屋の中を映したくない利用者もいますよね？特に女性は会議の為にメークするのは面倒だったり、部屋の洗濯物を見られたくない。
そんな時に便利な無料アプリを紹介します。
このアプリを使うと、ZOOMやGoogle Meet、Lineアプリでのビデオ会議中の以下のお悩みを簡単に解決できます。
- ビデオ会議中、自分の顔を出したくない
- 顔にエフェクトを入れて、素顔を見せないようにしたい
- アイコンや、キャラクター等に顔を変更したい
- 背景を何か別の画像に変更したい
- 顔も背景も、何か別の画像に変更したい
LINEアプリでのSnap Camer利用方法は別の記事にまとめました。ZOOMでSnap Cameraができない場合の代替案を探している場合はご覧ください。
目次
ZOOM、MEETなどの会議アプリ上で顔や背景を変更する方法
無料アプリのSnap Cameraを利用を利用することで簡単に顔や背景を加工できます。Snap Cameraはビデオ通話中に映る自分の姿・背景を変更してくれる人気アプリで、最近めざましテレビでもテレワークの便利アプリとして紹介されていました。
このアプリには加工用のエフェクトが多々用意されています。ボタン一つで自分の顔は表示しつつも、背景を南国に変更するエフェクト。すっぴんをナチュラルメークにするエフェクト。顔や背景を全く別の画像に変えるといったエフェクトが用意されています。
ちなみにこの「エフェクト」のことをSnap Cameraアプリでは「レンズ」と呼びます。インスタグラムでいうところのフィルターと思ってください。
ではZOOMやGoogle MeetでSnap Cameraを利用する方法を紹介していきます。
顔・背景加工アプリSnap Cameraのインストール方法
まずはアプリをパソコンにインストールします。アプリは公式サイト上に公開されています。
ちなみに一般的なアプリ同様ダウンロードした後、インストラーをクリックするだけでOkです。英語のアプリで日本語化されていません。公式サイトにも日本語はありませんが、英語を理解する必要は一切ありませんでの安心してください。
公式サイトページからアプリをダウンロードします。チェックボックスにチェックを入れて、メールアドレスを入力しましょう。
私が確認したところ、メールアドレス宛てに自動送信メールなどは届きませんでした。アプリの有効化の際に、アクティベーションはいらないので適当なメールアドレスでも大丈夫なのかもしれませんね。
Mac用とWindows用のインストーラーがありますので、自分の環境にあったほうを選んでダウンロードしましょう。PCにダウンロードできたらインストラーを利用してアプリをインストールします。インストールフォルダの指定など特にこだわりが無けれ、設定を変えずにそのままインストールしてください。
ZoomやGoogle Meetアプリを起動する前に
ZoomやGoogle Meet等ビデオ会議用アプリを開く前に、先ほどインストールしたSnap Cameraで利用するカメラを指定します。
カメラとはビデオ会議中に自分を移すPCのカメラです。ウェブカメラでもPCの内蔵カメラでもどちらもで問題ありませんが、アプリの要件として1280ピクセル×780ピクセルとなっています。さほど高解像度でもないので、もし複数のカメラがある場合は一応注意しましょう。
Snap Cameraを起動し、右上の歯車アイコンをクリックします。
設定オプションの一番上「Choose your camera」から、Zoomの会議で利用するカメラを指定してください。ちなみ以下画像の「Integrated Camera」は内蔵カメラです。ウェブカメラなど、外部カメラ機器を指定する場合はその名称を選択します。
この段階でカメラを選択できない場合は以下の記事を参考にカメラを認識させてください。
ZOOM会議用に自分と部屋を加工する方法
設定はSnap Cameraアプリで、Zoomでのオンラン会議前に行ってください。
まず、Snap Cameraアプリを立ち上げます。アプリはざっくり2分割されており、上の部分がカメラに映る自分です。レンズ（加工）を適用させた姿が表示されます。この映像がZoom会議中に他の参加者に表示される画面です。
その下部分が、利用できるレンズです。このアプリの使い方は非常にシンプルです。適当なレンズを探して試しにクリックする。それだけです。クリックすると即座に自分の顔・背景がレンず指定の加工に切り替わます。
レンズはおおむね以下のタイプに分類されます。
- 顔はそのまま（背景だけ「海」など別の画像に代わる）
- 顔の一部に加工を加える
- 顔全体が完全に別のモノに覆われる
- 顔・背景ともに別の画像に代わる
Zoom会議用、友達とのオンライン飲み会用など、用途に合わせて好きなレンズを利用できます。
好みのレンズが見つからない場合は、レンズの検索機能を使って探すことができます（検索キーワードは英語のみです）。
適当なレンズを選んだら、ZoomやGoogle Meetなどのビデオアプリを立ち上げましょう。
レンズはビデオ会議中でも変更可能です。ビデオ会議アプリと併用してSnap Cameraアプリを立ち上げておき、レンズを変えたくなったらSnap Camera上で任意のレンズを選択すればOKです。
ZOOM会議用お勧めレンズ
Zoom会議中、顔を表示したくない。部屋も映したくない場合のお勧めレンズを紹介します。
Pickle Me
私のお気に入りです。
このレンズはカメラ前の自分の顔、体、目、口の位置と連動して動作します。
サンプルをご覧の通り、会議に自分の部屋は映りません。
カメラ前で瞬きしたり、顔を傾けたりすれば存在感を出すことができます。PCの前に座ったまた顔を動かすだけで、かなり面白い動きをしてくれます。
お勧めは、座らず部屋の前を移動してみてください。カメラから離れるとキュウリが空を飛んでいるかのごとく躍動します。
「Pickle Me」でレンズ検索すると、キュウリシリーズが10個近く表示されます。
私が好きなのは、検索不要でアプリを起動すると表示される画面の下に表示されるオーソドックスなキュウリです。それ以外にもロックなキュウリもいます。
Ananas
アナナスとはパイナップルのことです。
名前のことより、なぜ外人クリエイターはこんなものを作りだしたんでしょうか？
このレンズも背景と顔が映らないので、会社の会議にはピッタリです。
目線や口元はバッチリ連動します。
ポテトシリーズ
いもです。
ノーマルなポテト、地中に埋まっている種芋、いもの王様のレンズがあります。
どれも背景は映りません。これまで紹介したレンズ同様に自分の顔を露出せずに会議に出席できます。アナタが動くと、ポテトも地味に動きます。
レンズ検索で「potato」と検索すると、ワラワラいもシリーズが表示されます。私のお勧めはサンプルで紹介した上のやつです。
地中にいる？イメージだと思いますので、会議中はあまり身動きせずに目線だけで存在感を出すとジンワリきますね。
ちなみにもし検索しても該当のレンズが表示されないとお困りのあなた、いもは「poteto」ではなく「potato」です。
会社のZoom会議にメークが面倒だけど、顔出ししなきゃいけない女性向け
お堅い会社でZoom会議に「顔」を表示しなければならない時ってありますよね。
自宅でテレワークしてるから、もちろん化粧はしてない。でもすっぴんで、会議にでは出れない・・・なんて時用のナチュラルメークレンズがあります。
以下、女性向けのナチュラルメークレンズを紹介する記事です。自宅からビデオ会議に化粧なしで参加したいという方は、ぜひご覧になってください。
ZOOM、Meetで顔・背景を変更する方法についてのまとめ
自宅からのオンラン会議で、顔を出すのは抵抗があるという方向けの記事でした。
今回紹介したアプリでは、顔だけ変える（背景そのまま）、背景だけ変える（顔そのまま）、顔・背景の両方を変えるといった機能があります。ZoomやMeetを使い会社に参加する場合もあれば、友人通しのオンライン飲み会など、様々なシチュエーションに利用できるかと思います。
ぜひお試しください。
2020年4月29日追記：
ZOOMアプリでセキュリティーの脆弱性がニュースになりました。友達とのオンライン飲み会をZOOM以外で楽しみたい方向けに「LINEアプリでSnap Cameraを利用する方法」を記事にまとめました。
こちらも合わせてご覧ください。
CiscoのWebex上でのSnap Cameraの使い方についてはこちらにまとめました。
友達間で遊ぶにはこれ！その名もHouseparty。スマホでもPCでも使える無料ツールです。PCの場合、アプリのインストールは不要。とにかく気がるに友達とオンラインで遊べます。
