新型コロナウイルス(COVID-19)の接触確認アプリの公開が日本政府より発表されました。
どんなアプリなのか?
既に同様のアプリの導入を行っている国と合わせて紹介します。
追記:コロナ発生場所を地図上で確認できるアプリ情報について
6月19日追記:コロナ感染者との接触確認アプリの利用方法についての記事を追加しました。
コロナ接触確認アプリのブルートゥースの使い方。COCOA(ココア)で無線の設定をする方法を解説【iPhone、アンドロイド対応】
目次
日本版コロナ接触確認アプリの概要
今回のアプリを管理する厚生労働省の情報をまとめてました。
- アプリ開始時期:6月中旬を予定
- アプリの利用言語:日本語、英語、中国語
- 対応端末:iOS アンドロイド
- プラバシーに関する情報:電話番号、位置情報など個人を特定できる上は記録しない
アプリの主な仕様
接触確認アプリをインストールしたユーザー同士が半径1メートル以内に15分以上いた場合にアプリ内に記録される(場所などは保存されない)。
接触した情報は、接触のあった日から14日後に自動的に消去される。
接触確認はブルートゥースによる通信(ブルートゥースをオフにしていると記録されない)。
他の国ではコロナ接触確認アプリは導入されているの?
イギリスではコロナ接触確認アプリのテスト運用開始
イギリスは6月5日から既にコロナウィルス追跡アプリ試験を開始しています。
イギリスのコロナ接触アプリの試験規模
- 開始日時:6月5日
- 対象地域:ワイト島
- 対象者:市職員。病院など医療機関関係者
7日以降は同島の住民にも、アプリのインストールを進めている状況です。
オーストラリアでは新型コロナウイルスの追跡アプリ「COVIDSafe」を4月から導入
オーストラリアでは4月26日に、新型コロナウイルスの追跡アプリ「COVIDSafe」を公開しています。
アプリの公開から数時間で100万人以上がCOVIDSafeアプリをダウンロードしていると報告されています。
このCOVIDSafeアプリをインストールすると、同じこのアプリをインストールしたユーザーが1.5メートル以内に接近した場合に、データを自動的にアプリ内に記録。
コロナの陽性反応だと判明しているアプリユーザーと15分以上接触するとアラートが送信される仕組みを実装したアプリ。
アジアの地域でのコロナ接触確認アプリの導入状況は?
既に以下のアジアの地域で、今回紹介したコロナ接触確認アプリが公開されています。
- シンガポール
- 韓国
- マレーシア
- 台湾
ヨーロッパでのコロナ接触アプリの導入は?
以下の国々でアプリが公開されています。
- ドイツ
- スイス
- エストニア
- イギリス
- フランス
コロナ接触確認アプリが「義務化」されている国もある
中東のカタールでも、コロナ接触確認が導入されているがこちらはなんと法律で義務化されている。
5月以降、コロナ接触確認アプリをインストールしていないと罰則です。
- 禁固:3年
- 罰金:600万円
これらは法律化されており、現地に住む住民以外にもカタールを訪れる外国人旅行者も従わなくてはならない。
コロナ接触確認アプリの懸念事項は?
既にアプリの公開をしている国、導入を検討している国ともに個人情報に関する懸念があり、様々な意見があがっています。
国によって、コロナ接触アプリの利用について「完全に匿名」なヨーロッパ勢と、個人を特定できるアジア、オセアニア勢に分かれています。
イギリス、フランス、ドイツなどのアプリを匿名で利用できる国々ではアプリをインストールした端末(スマホ)で情報を管理するシステムを採用。
逆に個人を特定できるシステムを採用したカタール、シンガポール、オーストラリアは国が管理するサーバー内でデータを管理しています。
コロナの接触確認アプリに関するツイッターでの反応は?
情報を抜かないと言ってながら、裏で勝手に抜いていくことは多い。
こんな危ないアプリは使いません。厚労省、接触アプリ来週にも開始 コロナ感染者と至近距離で通知(共同通信)#Yahooニュースhttps://t.co/KRSPmQ48Bk
— 日本を明るく (@enjoy1192) June 12, 2020
【電車の混雑状況 リアルタイムで確認可能アプリ導入 JR東日本】新型コロナウイルスの感染予防に役立ててもらおうと、JR東日本は首都圏の主要路線で、電車の混雑状況をリアルタイムで表示するスマートフォンアプリのサービスを来月中旬から始めることにしています。 https://t.co/rMzVvouNmp
— マー (@bellagemartha) June 12, 2020
#nhkfm コロナ感染防止のアプリのニュース、これも国民ほぼ全員がスマホ持って政府が情報管理完璧にやって漏洩無しという信頼、もしくは高度管理社会じゃないと使う人は少ないだろうしおれも使う気になれない。グーグルみたいに大阪府や国のオンライン情報管理を信用できない
— キク (@kiq) June 12, 2020
新型コロナウイルスのアプリって匿名で自己申告だと愉快犯出そうだナ💦
罰則無いのかナ⁉︎— ほぼ俵安@た行⤴︎♡🎶れにしお♡れんれん♡あいり♡ (@osaretarrin) June 12, 2020
コロナのお知らせアプリ、ロマンがあってワクワクするね!
ちょっと応用することで「人知れず人間に成り代わって社会に溶け込んでくるタイプの魔物」とかをあぶりだせたりしそう。— むにゅ (@anitama_sisters) June 12, 2020
感染者が正しく使わないと役に立たないアプリ。感染していない愉快犯が感染してるかのように設定して満員電車に乗るなどしたら混乱の元。強権使って全国民に強制的に正しく使わせないと無意味
|
厚労省、接触アプリ来週にも開始 コロナ感染者と至近距離で通知 | 共同通信 https://t.co/uNQs75CoMc— 医療機関・介護施設に潤沢なPPEの供給を! (@mxf01300) June 12, 2020
今すぐスマホアプリ屋のweb制作連れて来い!!! 一般人に広く使わせたいアプリのサイトでこれは、さすがにマズい! 「今なら感染ガチャ100回実質無料!」とかやらないと!(やらない)
新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Applicationhttps://t.co/Nfppa4loNU
— Masatoshi Yoshizawa (@yozjp) June 12, 2020
コロナアプリ、勘違いする人が出そうだな。どのくらいの人が使うんだろう???そもそも、ちゃんと動作してるのか確認できない様な気がするけど。。。
自分的には国がやっつけで作ったアプリなんか危なっかしくてインストールする気になれない。。。— よれよれコート (@yoreyorecoat) June 12, 2020
新型コロナ接触確認アプリってコロナ差別の原因になる要素を利用して人狼みたいなゲームにして楽しむことによって恐怖の煽りをなくして差別を減らせるのでは
— ネロ (@tynero) June 12, 2020
直近の小池百合子の会見動画みてたらコロナアプリを独自に作りたいとかで、techパートナー企業を募集開始らしいけど応募期間が6日間しかなくてデキレースっぽい、、予告期間あったのかな…。てか東京都募集もの公示期間て決まってないのかな。
— みすけ (@misuke_s) June 12, 2020
コロナ接触アプリ、まじで家から一歩も出てない人が感染者と濃厚接触の通知来た時めちゃくちゃゾワっとするだろうな
— にゃんぼさん (@haja_hanpa) June 12, 2020
#鹿児島コロナ
知りたがるのはしょうが無い!感染したくないし
日本政府が開発中の『コロナ追跡アプリ』ってまだなんだっけ?
ニュージーランドや大阪のQRコードのアプリとかやればいい
感染者でたら、その場にいた人に一斉通知される。
ホント遅れてるわぁー。
WHOパンデミック宣言から何か月?— りかりん (@bcuXZJJ3bZ1jCnH) June 12, 2020
この仕組みは発展すると国際的な枠組みになるので、パスポート免疫情報が必要となったりする。その段階で個人情報への紐付けがなされる。よって新型コロナウイルス接触確認アプリはインストールは必須、個人情報の紐付けがなされる。
これはアフターコロナの根幹なのだ。— 3rd Eye Radio(サードアイラジオ) (@Radio3rd) June 12, 2020
新型コロナウイルス接触確認アプリ、なかなか良く出来ている….ような気がする。PCR陽性判定後からの接触ではなくて、陽性判定の登録日以前の14日間の接触可能性が分かるということでよい? https://t.co/aDEtlXnOiW
— ひんべぇ🏳️🌈 (@hymn_bay) June 12, 2020
接触確認アプリの略称はCocoaね。ココア。。。あれ?
保登心愛「はっちゅ」
香風智乃「どうしたココアさん」
保登心愛「おねぇちゃん、ちょっと風邪引いちゃったかも」
香風智乃「じゃ早くお医者さんに行ってください。もし新型コロナに引いちゃったら私達は隔離されるんだから早いうちに」 https://t.co/0IdGRtKo62— 🌈千河焔太郎@令和の丸一年に続く長く暑い夏を生きる平成生まれの香港市民。🌈 (@Chitanda_Akemi) June 12, 2020
日本のコロナ接触確認アプリの仕様書的にはドイツとかのアプリと結構似てる感じなんだね
ドイツは機関が陽性者の識別子をサーバーに上げれたけど日本はあくまで本人への要請にしてる?— だいりん (@dairin007) June 12, 2020
無意味で、役に立たない
陽性と入力するのは本人まかせ
通知が来てもいつ、どこで、誰と接触したのかも不明
通知が来たら不安を煽るだけだよ
どうせ通知するならPCR検査受けさせろよ厚労省、接触アプリ来週にも開始 コロナ感染者と至近距離で通知https://t.co/n3qeTWf6zF#NewsDigest
— ハム・トンクス (@maru1maruko) June 12, 2020
リリース予定のコロナ接触確認アプリの画面、ホンモノの画面なのかな? クソダサすぎる…。
— くまにゃん (@neruneruneru39) June 12, 2020
まとめ
新型コロナウィルスの接触確認アプリについての記事でした。
アプリに関しては、ネガティブな意見がツイッター上では目立ちました。
匿名で利用できる場合、感染していないにも関わらずあえてコロナ感染者としてアプリ登録をするような愉快犯も出てきそうです。
また、コロナ接触確認アプリを模倣して偽アプリも当然出てくるはずです。アプリの利用には注意が必要ですね。
追記:リリースされたコロナ感染者との接触確認アプリCOCOA(ココア)の評判についてまとめました。