新型コロナウィルス感染者との接触確認アプリCOCOAが6月19日に公開されました。
本日で約1週間が経過。
いったいどれくらいの人がCOCOAをインストールしたのでしょうか?
外国の国でも導入されている接触確認アプリについても、インストール数を調べてみました。
追記:コロナ発生場所を地図上で確認できるアプリ情報について
目次
COCOAのインストール数は?厚生動労省から公開された接触確認アプリのダウンロード数を調査
COCOAのインストール件数は434万
厚生労働省のホームページを確認しました。
6月25日の17:00時点で、434万件だと公表されています。
実際にインストールしたユーザーのレビュー
2,353件のレビューが投稿されています(6月26日午前8時現在)
評価件数 3887件(6月26日午前8時現在)
5点満点で3.9
接触確認アプリのダウンロード数って、海外だとどれくらい?
日本以外の国でも、新型コロナウイルス感染者との接触確認をするアプリがリリースされています。
各国ごとに、別々の仕様の接触アプリ確認アプリが公開されており、なかにはインストールが法律で義務化されている国もあります。
日本以外のアプリの普及状況を紹介します。
オーストラリアの感染者接触アプリ「COVIDSafe」のインストール件数は?
オーストラリアでは日本より早くに新型ウイルス感染者との接触を確認できるアプリ「COVIDSafe」が公開されています。
5月8日発表のデータでは、COVIDSafeアプリのインストール件数は約600万です。
ちなみにオーストラリアの人口は約2,500万人です。
14歳未満が約18%となっており、この年代を抜かすとオーストラリア全人口の3割がCOVIDSafeアプリのインストールをしていることになります。
オーストラリアのグレッグ・ハント連邦保健相は、40%以上のユーザーがアプリをインストールすれば効果が高まると発言しています。
日本のCOCOAと同じような仕様で、同アプリをインストールしたユーザーが1.5メートルに近づくと、そのデータがスマホに記録される仕組みです。
感染者との接触データについてはスマホ内に記録21日間(日本は14日間)記録し、その後消去される。
COCOAとCOVIDSafeは同じなの?
オーストラリアの接触確認アプリと日本版の大きな違いは、アプリの匿名性です。
- 日本:匿名で利用(氏名などの個人情報の入力は不要)
- 豪州:氏名(または仮名)、年齢、携帯電話番号などを入力
オーストラリアのコロナ接触確認アプリ「COVIDSafe」は強制?
いいえ。強制ではありません。
日本同様に、任意のアプリです。
外出時にCOVIDSafeをインストールしても罰則はありません。
イギリスのコロナ感染者との接触確認アプリのインストール件数は?
既に施行が始まっているかと思いきや、イギリスでの接触確認アプリは1部エリアでテスト運用を開始したばかり。
まだ正式版としてリリースされておらず、利用することはできない状況です。
接触確認アプリの公開が遅れている理由は?
イギリス政府は当初は独自で接触確認アプリの開発を検討していたものの、方針を変更。
日本同様にGoogleのAPIを利用しアプリの開発中。2020年末には公開するかもといわれていますが、イギリス政府からの公式アナウンスは確認できませんでした。
ニュージーランドの接触確認アプリ「NZ COVID Tracer」のインストール状況は?
ニュージーランドのコロナ感染者との接触確認アプリ名はNZ COVID Tracer。
5月2日に、一般に公開されています。
日本同様にスマホのブルートゥースを使い、感染者との接触情報をスマホに記録する仕組みです。
接触記録は31日間保持され、その後自動的に消去。
アプリのインストール状況は?
先月末で約92,000人がアプリを利用していると公表されています。
ニュージーランドの全人口は約490万人。
参考サイト:
More than 92,000 people already registered on NZ tracing app – Bloomfield
まとめ
世界的に流行している新型コロナウィルス。
今回は、日本でリリースされた接触確認アプリ「COCOA」のインストール状況と日本以外のいくつかの国の普及状況をまとめてみました。
調べてみるとアプリの制作に関して技術的な問題よりもプライバシーに関する懸念事項があり、一般公開までの道のりは日本同様に簡単ではないようです。