昨日グーグルからまさかのメールが届きました。
AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート – 対象: ****(2020/06/17)
ぐえー。
アドセンスは先月末に合格して、まだ1か月も経過していません。
なんならまだ、住所確認の連絡すらきていないのに、ポリシー違反の連絡を先取りしちゃいました。
順番が逆過ぎます。
今後、アドセンスから収益が発生しないってことでしょうか?
目次
AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート を解消する方法
以下の方法でポリシー違反を解消することが出来るそうです(そうであって欲しい)。
- ポリシー違反の内容を確認
- 違反のあったコンテンツの修正または削除
- 審査リクエスト
詳しく見ていきます。
①ポリシー違反の内容を確認
まずは冷静にどんなポリシーに違反しているかを確認していきます。
ポリシー違反の確認方法
Googleからの「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」メールにあるリンクから違反内容を確認する。
または、
アドセンスのページを開き、左側に
表示されている「アカウント」→「ポリシーセンター」の順に移動。
ポリシー違反のあるとGoogleが見なしたサイトが表示されます。
ワタシの場合は1つのサイトのみです。
対象のサイトをクリックすると、違反のあったページ一覧が表示されます(今回は1つだけでした)。
②違反のあったコンテンツの修正または削除
これは簡単です。
ポリシーに違反した内容を確認し、指摘された部分を修正する作業です。
- 部分的に修正
- 記事を削除
部分的に修正とは、単純に指摘された文言をリライトするか削除するということです。
今回の違反した記事は大して中身のない記事だったので、削除扱いとなるよう下書き保存にしました。
③審査リクエスト
修正作業が完了したら、審査をツール上から送信します。
アドセンス上から簡単に審査をリクエストできます。
何をしたかなどを記載する必要はありません。
ポリシー違反のページ一覧が表示されますので、チェックを入れて送信ボタンを押すだけです。
違反したコンテンツって何?
昨日投稿した記事がポリシー違反の対象でした。
記事の内容はpixiv(ピクシブ)というイラストや漫画を投稿し、自由に閲覧できるサイトについてです。
このpixivというサイトは、日本の法人が運営しているサイトです。
無料のスマホアプリがあり、登録するとアプリ内で漫画が読める系のサイトです。
キッカケはグーグルトレンド
ブログ記事のネタ探しのため、グーグルトレンドをチェックしていました。
昨日のトレンド結果に、検索結果が4,900%増加しているキーワードを見つけました(以下は実際の画面です)。
調べたところpixivというアプリについてでした。
R18でピンときた人もいるかと思います。
そう、年齢制限ですね。
つまりこのトレンド結果は「どうにかしてサイト内にある制限付きのコンテンツを見たい」、そんなユーザーがたくさんいることを意味しています。
あまりこのことを書くとまたポリシー違反になりそうで自重しますが、そのユーザー向けのコンテンツを書いてみようと思ったのです。
キーワードで重複しているライバル記事がない
トレンドで上がっているキーワードを狙うのは定番です。
次のステップは競合記事の有無をチェックする作業です。
仮にトレンドで人気のキーワードの記事を書いても、既に競合記事がたくさんあったら意味がありません。
検索上位に表示されなくては、ブログ記事への流入は見込めないからです。
以下競合結果を調べた結果です。
なんと、競合がいません!
狙っているキーワードだけでなく、その他の類似するキーワードでも競合がいません。
正確には「ガイドライン」を含む記事が1つだけです。
ライバルがいないので、「トレンドの検索ボリュームを全部とれる!」と思い記事を投稿しました。
実はこの方法を以前から使っていたので、かなり自信がありました(その際の記事はこちらです)。
検索結果の一番上に表示される
ライバル記事がないので、書いた記事は即Google検索の一番上に表示されました。
以下が機能記事を投稿した直後(正確には11分後)の、検索結果画面です。
記事投稿から11分後の仕込み結果
- 検索結果の1番上に表示
- pixivの公式サイトより上
- なんか「枠」が付いて公式情報っぽい
これで仕込はOKでした。
いつもはツイッターでURL付きでツイートしたりして、さらにブログ記事への流入を強化したいところでしたが、コンテンツ的にちょっと恥ずかしかったので、自重しました。
フォロワーさんの手前、カッコつけてしまいました。
小物の心理ですね。
アドセンスのポリシー違反をしたら広告は表示されるの?
じつは、ポリシー違反には「範囲」という定義があります。
範囲
- ページ単位
- セクション単位
- サイト単位
- アカウント単位
範囲は上から下に向かうごとに広告表示の制限がきつくなります。
今回の私のポリシー違反は1番上の「ページ単位」です。
対象のpixivの記事に限り、広告の制限が付きます。
その他のページには制限がかかりません。
実際今の私のブログではアドセンス広告が表示されています。
調べてみたらこの「制限」というのもが単純に「広告が非表示」という意味ではありませんでした。
不思議なもんで、ポリシー違反を指摘されたブログ記事には広告が表示されていました。
ポリシー違反すると、収益は没収される?
一番の懸念事項が、「これまでアドセンスで発生していた収益は没収されるのか?」という点です。
ビクビクしながらアドセンス画面を確認する限り、そのような表示は確認できませんでした。
収益がゼロにはなっておらず、問題のあった機能もアドセンスで収益が上がっていました。
再申請で気になる点
ポリシー違反があった場合、今回のように「申請」することになります。
ですが、この「申請回数」には制限があるようです。
今回違反が見つかったブログはWordPressで運用しています。ポリシーに違反したページを下書きに変更し、申請をしました(下書きは管理者しか見えない状態です)。
申請回数が残り199回と表示されていました(以下今回申請した際の画面です)。
申請回数に制限がないと、問題のあるコンテンツを大して修正することなく繰り返し申請をしてくる人間がいるからといういことなのでしょう。
Googleからすると、無駄な対応をしたくないので、サイト管理者にプレッシャーをかけているのでしょうね。
注意はしているつもりでしたが、認識が甘かったのです。
アドセンスに受かる前は結構この点の情報はチェックしていたつもりでしが、合格後は気が緩んでPV稼ぎに走ってしまいました。
いい歳したオジサンなのに、本当にかっこう悪いです。
自分のサイトがポリシー違反していないかを確認する公式情報
今回のポリシー違反を受けて、公式情報をかなり探しました。
あくまで重要なのはGoogleの公式情報です。
ブロガーさんのPV稼ぎの記事やノートなんかに時間をとられてる場合ではないのです。
以下がアドセンス運営者向けの公式情報です。
読んだことがあるという人も多いかと思います。
ポリシー違反の内容によってはアドセンス広告が一切表示されなくなります。
もし、読んだことがない人は一度確認することをお勧めます。
まとめ
AdSense「 サイト運営者向けポリシー違反レポート 」の件名を確認した際は、吐きそうになりました。
最近アドセンスの調子がすごく良くなっているのを実感し、この収益ページが毎日続いたら5万円ぐらい毎月入るなーと妄想していたからです。
アドセンス運用中のトラブルは個人ブロガーの懐を直撃します。
皆さんも同じようなトラブルに巻き込まれないよう、サイト運営には気を付けましょう。