中国企業アプリの制限について最近ニュースになってますね。
アプリから個人情報が中国政府に漏洩している可能性がある為、一部の国では中国企業アプリの利用が制限されています。
- どんなアプリが中国企業が開発しているの?
- 中国企業ののアプリ一覧表ってある?
そんな方向けに中国企業が開発し、日本を含めて海外で公開されている中国産アプリの一覧をまとめました。
目次
禁止された中国企業の開発したアプリ一覧
以下は既にインドで実際に利用が禁止された中国企業の開発したアプリです。
- TikTok
- Shareit
- Kwai
- UC Browser
- Baidu map
- Shein
- Clash of Kings
- DU battery saver
- Helo
- Likee
- YouCam makeup
- Mi Community
- CM Browers
- Virus Cleaner
- APUS Browser
- ROMWE
- Club Factory
- Newsdog
- Beutry Plus
- UC News
- QQ Mail
- Xender
- QQ Music
- QQ Newsfeed
- Bigo Live
- SelfieCity
- Mail Master
- Parallel Space
- Mi Video Call Xiaomi
- WeSync
- ES File Explorer
- Viva Video QU Video Inc
- Meitu
- Vigo Video
- New Video Status
- DU Recorder
- Vault- Hide
- Cache Cleaner DU App studio
- DU Cleaner
- DU Browser
- Hago Play With New Friends
- Cam Scanner
- Clean Master Cheetah Mobile
- Wonder Camera
- Photo Wonder
- QQ Player
- We Meet
- Sweet Selfie
- Baidu Translate
- Vmate
- QQ International
- QQ Security Center
- QQ Launcher
- U Video
- V fly Status Video
- Mobile Legends
- DU Privacy
日本でもお馴染みのアプリも含まれいますね。
禁止されたアプリ一覧の中から、いくつか抜粋して紹介します。
①TikTok
世界的人気のアプリですね。
Youtubeのような動画投稿アプリです。
プリ内にある音楽と、スマホで撮影した動画を編集し投稿するアプリです。
アプリ内はSNS定番のイイね、フォロー、コメントなどの機能がありユーザー間でコミュニケーションをとること出来るアプリです。
日本の著名人も多く利用しております、音楽系のアーティストはアプリでのライブ配信を行っています。
中国企業開発したアプリの中では、一番日本人に馴染みのあるアプリかもしれません。
人気のファイル共有アプリ。
Shareitアプリを有効化しているスマホ間で画像、動画などのファイルを共有できるアプリ。
Wi-Fi無しの環境でもサクサク思い動画ファイルを転送できるという利便性の高いアプリです。
③Kwai
日本語の「かわいい」から付けられた名称ですね。
TikTok的な動画投稿型のSNSアプリ。
無料で使えて、日本以外のユーザーの投稿もチェックできる。
アプリ内で有名な楽曲と自分で撮影した映像を編集する機能もある。
④UC Browser
ブラウザアプリです。
ブラウザとはサイトを閲覧するソフトウェアのことです。
このUC Browserは「動画のダウンロードが速い」という点を売りにしているブラウザです。
閲覧しているサイト上にから動画をダウンロードするといった機能と、ダウンロードした動画を知り合いと共有する機能があります。
⑤Baidu map
地図アプリです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、中国ではグーグルマップが利用できません。本当中国の人、どうやって生活してるの?って心配になります。
このBaidu mapアプリは中国版のグーグルマップです。
⑥Shein
女性向けファッション系のECサイトアプリです。
日本語には対応していませんが、日本人にはあまりなじみのない国向けにローカライズされています。
⑦Clash of Kings
日本でもローカライズされているオンラインゲームアプリです。
⑧DU battery saver
アプリの名称通り、バッテリーの消費を抑えてくれるアプリです。
このDU battery saverに限らず、スマホアプリ有効化すると不要な電力の消費を軽減し、スマホのバッテリーもちを良くしようとするアプリは結構ありますね。
⑨Helo
インドで大人気のSNSアプリです。
動画や写真の投稿、チャット機能がりインストール数は50,000,000を超えるインドの国民的アプリです。
まさか中国のアプリだったとはとインド人もビックリです。
⑩Likee
TikTokに似た、ショートムービー投稿型のSNSアプリ。
アプリの構造もTikTokやkawaiと同じで、アプリ内の音楽と自分の映像をミックスし作品を作れるアプリです。
日本ユーザー向けにローカライズされていますが、アプリ内で利用できる音源は洋楽中心(J-pop少な目)。
⑪YouCam makeup
メイクのシミュレーションアプリ。
よくある「女性化」「若返り」アプリと大きく違うのは、
撮影した写真ではなく、映像でライブ・シミュレーション出来る点です。
日本語版もあり人気のアプリ。
⑫Mi Community
「コミュニティ」の名が付く通り、SNS系アプリ。
機能的に、フェイスブックに非常に似ており、アカウント設定後、写真や動画などのコンテンツを投稿できる。当然他のユーザーとアプリ内で接触をすることも可能で、アプリ内のグループに積極的に参加することでSNS上で知り合いを作ることができる仕様です。
⑬CM Browers
スマホ向けのブラウザアプリです。
3秒でインストールできる!というキャッチコピー、2MBと非常に軽量で、サクサク動くことを強みにしていたアンドロイド向けアプリ(iPhone非対応)。
マルウェア系の攻撃に対して、セキュリティ機能がありウェブブラウジングしている際に遭遇する個人情報漏洩のリスクから身を守るアプリ。
⑭Virus Cleaner
名前から察することができる「Virus Cleaner」アプリ。
スマホ内に侵入したウィルスを発見、駆除できるセキュリティ系アプリ。
セキュリティ以外にも、保存領域の効率化(デフラグ機能)、メモリー、バッテリー機能の向上とスマホのパフォーマンスを上げるアプリ。
⑮APUS Browser
無料動画のダウンロードアプリ。日本語にローカライズされており、日本でも有名なアプリ。
以前はGoogle Playでの評判が非常に高かったが、現在は広告が多く表示される、バッテリーの減りが早くなったなど、ネガティブなコメントが目立つアプリ。
⑯ROMWE
衣類の通販アプリ。日本語にはローカライズされていない為、日本国内でのダウンロード数はそれほどでもない。
App Store上でのユーザーの評価は166件で4.5とかなり高い。
中国アプリを検知するスマホアプリ
自分のスマホにインストールしたアプリが、どこの国の企業が開発したかをわざわざチェックする人は少ないですよね?
私ももちろんどこの国の、誰が開発したかをアプリのインストール時にはチェックしません。
実はあなたのスマホのアプリにも、中国産があるかもしれません。
- ちょっと気になる。
- 簡単に調べる方法ないの?
そんな人向けに中国アプリを検知して削除してくれるアプリを紹介します。
Chinese App Detector
中国アプリ検知アプリ「Chinese App Detector」
アプリの名称がそのままですよね。
中国アプリ検知!です。
ちなみにこの中国アプリ検知アプリを開発したのはもちろん中国ではありません。
開発したのはインド企業のWorkholics InfoCorpです。
アプリ公開直後から人気となり、現在は50万ダウンロードを達成する人気アプリになったそうです。
最近は中国との国境でいざこざがあり、インド人関係者が20人以上もなくなる事件があり、中国に対してネガティブな感情が高まっていることも人気の理由と言われています。
国境付近で発生した軍の衝突を巡り中国と激しく対立するインド政府は既に、#TikTok を始め中国企業などが提供する59のモバイルアプリを禁止した。 pic.twitter.com/uoMpsprhDv
— ロイター (@ReutersJapan) July 8, 2020
実はこれらのアプリ、中国企業アプリが禁止されたインドで大人気になっているんです!
Chinese App Detectorはちょっと前まで「Remove China Apps」という名称で公開されていました。
現在は別アプリ、という位置づけです。
中国製アプリが制限されている国
インドでは「検討」ではなく既に中国製アプリの利用が制限されています。
アメリカ、オーストラリアも中国企業の開発したアプリの利用制限を検討していると報道されています。
オーストラリアでは中国企業産アプリのリスクについて調査中
オーストラリア、TikTokの使用リスクを調査中 https://t.co/4ewtxNKgh8
— ロイター (@ReutersJapan) July 20, 2020
アメリカでは中国アプリの禁止を検討
米国務長官は現地時間6日(日本時間7日)、TikTokなどを含む中国アプリの禁止を検討しているとFOXニュースにて明かしましたhttps://t.co/HdCVEe03SC
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) July 7, 2020
最近人気の動画編集アプリも中国企業の開発だった!
日本でも知らずに使っているだけで、調べたら中国企業が開発したアプリというものをいくつか紹介します。
動画編集アプリ「CapCut」も中国産
無料動画編集アプリの「CapCut」も中国企業の開発したアプリだと判明しました。
このアプリ、超高機能で現在アプリのダウンロード数が日本でも急増しています。
無料で公開されているスマホアプリのほとんどは一部の機能だけが無料。
全部の機能を使いたい場合は課金というシステムですよね?
CapCutは全機能が無料なんです。
いやー無料で利用者数を増やして何をしようとしていたんでしょうか?と疑ってしまいますね。
ちなみにCapCutはTikTokアプリを開発した会社のアプリです。
荒野行動も中国アプリ
人気オンラインバトルロワイヤゲーム「荒野行動」も中国企業NetEaseGameが開発したアプリです。
スマホのアプリですが、Windows環境でも利用できます。日本だけでなく、世界中で数億人のプレイヤーがいるといわれている人気ゲームです。
アプリの利用自体は無料ですが、ゲーム上のアイテムの入手について課金システムを採用しています。
まとめ
中国企業が開発した中国産のスマホアプリ一覧を紹介しました。
今後利用可能になってしまうんでしょうか?
日本でもお馴染みのアプリもあるだけに、非常に気になります。